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村民しか知らない馬路保育所(あったかご飯)

今回は馬路保育所の「あったかご飯」についてお伝えします!

こんにちは! 馬路村地域おこし協力隊の飯田です! ٩( 'ω' )و

春休みも終わって、馬路村にもぽかぽか陽気の日が増えてきました。
桜は散ってしまいましたが、今度は花びらの代わりにたんぽぽの綿毛がふわふわと風に揺られています。
まん丸でかわいいなぁと思って職場に持っていったら、移住コンシェルジュの山﨑さんに「そのたんぽぽ、うちの子やったら、すっと『ふー』ってするで! 」と言われてしまいました(笑)
今回は、そんな子どもたちが通う馬路保育所にお邪魔しました!

今まで知らなかったのですが、保育所の子どもたちはいつも白米とお箸を持って保育所へ通っているそうです。持ってきたご飯と、保育所で作られたおかずが子どもたちの昼食になるそうですよ(^0^)
でも、この日はあったかご飯の日! 子どもたちが生のお米を持ってきて、洗って、炊き立てのご飯をみんなで一緒に食べる日です!!
年長さん、年中さんの代表それぞれ1人ずつが、お米を研いで、量って、水を入れてくれました。
最初はみんなでやっていたそうなのですが、「ぼくも~! 」「わたしも~! 」となってしまうので代表を決めてすることになったそうです(^0^)
2人とも上手で、1人はテキパキと進めて、もう1人の子はなんとお米を量りながらカメラ目線でモデル顔負けのポーズを決めてくれました!

炊きあがるのを待っている間に、子どもたちは園庭で元気に走り回っていました。
私がカメラを持っているのを見つけて、無言でポーズをとってくれる子、「撮って撮って~!! 」と声をかけてくれる子。両手にたんぽぽを持ってきて「きれい」と言いながら渡してくれる子も! (*´ω`*)
村で過ごすうちに、子どもたちとの距離も縮まっていたようです。
ご飯が炊きあがったら、手をきれいに洗って、みんなで配膳。
椅子を運んだり、ナプキンを敷いたり。ロッカーから箸を出しながら、「あっ、ご飯がない! 」と言ってくる子もいて「炊いてたよ」と伝えたら「知ってる~! 」と言われてしましました(^-^;)
みんなの配膳を待っている間、カメラを向けたら変顔をしてくれる子どもたちがチラホラ(笑)
お当番さんが今日の献立をみんなの前で教えてくれて、みんなで「いただきます」。
この日は豚汁とじゃこのサラダ。デザートはりんご。
じゃこのサラダには、年長さんが採ったブロッコリーが入っていたそうです。
みんなおいしそうに食べていました。
余談ですが、馬路保育所にはこの春、Iターンで村にやってきた給食のお兄さんがいます。
子どもと大人の舌の違いに悩んだこともあったようですが、「子どもがおいしいって言ってくれる給食を作ることにしました! 」といい笑顔で話してくれました。