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馬路の行事(山師達人選手権大会)

今回は山師達人選手権大会についてお伝えします!

こんにちは!
馬路村地域おこし協力隊の飯田です!

10月14日(日)に馬路村魚梁瀬地区で山師達人選手権大会が開催されました!
なんと今年は過去最多の47チームの参加、うち13チームが女性山師の部での参加でした!
北は、はるばる青森県からの参加も!!
1チーム3~4名、競技は内3名で行います。
山師達人の部(年齢性別制限なし)、女性山師の部(女性のみ)に分かれており、山師達人の部では3種目の合計得点の上位4チームが決勝進出権を獲得します。

大会行事では恒例の、選手宣誓。
宣誓の右手には、湯けむりピンポンではラケット(エコアスのうちわ)、はし拳では箸、そして山師達人選手権大会で抜き出したるは、なんと「のこぎり」!!
いよいよ競技のスタートです(^o^)

第1種目は木挽き(こびき)競争!
丸太の早切りリレーです。1人1輪切り落としたら、次の人に交代、3名リレーして、そのタイムを競います。山師の部では末口約30cm、女性山師の部では末口約20cmの丸太を切り落とします。
制限時間があり、途中交代できないので、場合によっては1人目すら切り終わらずタイムアップしてしまうことも。
今までにこの大会に何度もチャレンジしていて、なかなか3人全員が切り落とすまでに至らないチームがあったのですが、今年はついに切り落とすことができたようです!
第2種目は輓馬(ばんば)競争!
約100kgの丸太をロープで引っ張り、10mずつ運んでリレーします。
力はいるけれど、後ろに体重をかけすぎると、しりもちをついてしまうのがこの競技の難しいところ。
9月から魚梁瀬地区の地域おこし協力隊として活躍している原田さんもチャレンジ!
ガタイのいい原田さん。自分と同じくらいの重さのある木をぐいぐいと引っ張っていきます。
第3種目は杉の実取り競争!
杉の木に登って旗を立てる、抜く、をリレーで行います。
旗用の穴は山師の部では高さ6m、女性山師の部では高さ4.5mのところにあります。
女性山師の部では、おばちゃんがスイスイと登っていく!
山師の部では、ガタイのいい原田さんがスイスイと登っていく!!
1人も登れないチームもあれば、3人全員がスイスイと登っていくチームもあり、なかなか驚かされました。
そしていよいよ山師の部決勝!
予選を1位で通過したのは、なんと、馬路のお父さんたちで結成された「りす組」!
いつもお世話になっている方々だったので、思わず応援せねばとテンションが上がりました(笑)

決勝種目は2種目。

決勝第1種目、木挽き達人競争!
こちらは予選よりさらに太い末口約50cmのビッグスギ丸太の早切りです。
1本の両端それぞれを3人で切り落とし、タイムを競います。
予選と違うのは途中で交代しながら切ってもOKなところ。
流石は決勝といったところ。みなさんびっくりするほど早い!
決勝第2種目、杣(そま)達人競争!
予選の杉の実取り競争で使ったスギの立木を切り倒し、目標に対して伐倒位置の正確さを判定していきます。
途中で斧が折れるというハプニングがありましたが、全チーム怪我無く伐り倒しました。
1番のチームの誤差は、なんと8cm!
安全のため、離れたところから見ていたのですが、伐り倒された木が目標の上に乗っているように見えました。
そして結果は……
1位、2位は、魚梁瀬に続く道に何かあれば、すごい勢いで復旧してくれる、湯浅建設にお勤めの方々で結成されたチームが受賞しました!
3位は大豊町からいらっしゃった「とされいほく」チーム。毎年来てくださっている常連チームです!
「りす組」は残念ながら4位となりました。
女性山師の部では、魚梁瀬地区の女子で結成されたチームや、馬路村農協の女子で結成されたチームが入賞していました!

実は私も、馬路村地域おこし協力隊の女子で結成したチームで参加しておりましたが、13チーム中8位というちょっぴり残念な結果に。
こういう悔しさを経験しながら、次回は少しでも順位が上がったらいいなぁと思いました。

みなさんおつかれさまでした!
(2018年10月)